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​大正時代の歴史ある建物
​不 動 閣
 当館の正面に建つ木造の建物は大正時代に市内の濱田酒造店の自宅として建てられました。昭和34年に今の場所に移築し「不動閣」(旅館)として使われるようになりました。
 名前の由来は、当館の向かいの山に不動様を祀られていることから不動閣と名付けられました。
 また近年では、歴史的・伝統的な雰囲気を感じさせる建築物として米沢市景観賞「残したい建物部門」を受賞しました。
秋の不動閣
米沢市景観賞
​米沢市景観賞
冬の不動閣
​不動閣で行われた
囲碁・本因坊戦対局
 昭和36年6月、囲碁・第16期本因坊戦第5局が当館で初めて行われました。対局は、史上初の十連覇を賭けた高川秀格本因坊と、挑戦者坂田栄男九段。
 2日間にわたる熱戦の結果、坂田栄男が半目勝ちし、初の本因坊タイトルを獲得。
 この対局は、本因坊の歴史的交代劇となりました。その後坂田栄男は、名誉本因坊の名棋士となりました。
不動閣では平成12年(第55期)、平成18年(第61期)、平成21年(第64期)も本因坊戦が開かれています。
高川本因坊書の「不動閣」
(当館所蔵)
【不動の碁盤】
本因坊戦の碁盤・碁石
(当館所蔵)
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